地球の仲間

キリンのネッキング ~オス同士の戦い~

キリンの首の長い意味の一つに、オス同士が子孫を残すために戦うときがありますが、そのときに首が長い方が有利だとする説があります。オス同士の戦いはネッキング(necking behavior)と呼ばれ、英語サイトではいくつか動画がupされてい...
地球の仲間

アジアゾウの みどり ~タイから来ました~

宮崎市フェニックス自然動物園には、アジアゾウの「みどり」(メス、2000年10月9日生まれ)がいます。みどりは、タイのスリン県で生まれ、2005年7月23日に宮崎にやってきました。
地球の仲間

動物園での風景 ~キリンとシマウマのちょっかい遊び!~

宮崎市フェニックス自然動物園では、キリンとシマウマは同じ敷地の中で飼育されています。新型コロナウイルスによる宮崎県の緊急事態宣言が明けた初めての休日(2021年2月11日)に、キリンの観察に出かけました。
地球の仲間

キリンの身長 ~キリンとヒトの成長速度~

メスのキリンは通常は1頭だけを出産します。生まれたばかりのキリンは、母親と一緒に1~2週間は群れから離れて生活します。その後、群れに編入されます。
地球の仲間

キリンの血圧調節の機序 ~圧受容体反射と奇網の存在~

私たちは、頭を下に下げると、脳の血液が一時的に増加し、頭が重い感じになります。キリンは背が高く、背筋を伸ばしたときは脳の位置は地上から4m以上になります。水を飲むときはほぼ地上0mになります。ヒトは1m程度の高低差で頭が重くなりますが、キ...
地球の仲間

キリンの常同行動 ~舌で舐める~

動物園でキリンを観察していると、舌でベロベロと食べ物でないものを舐めている姿をよく見ます。これは常同行動と呼ばれ、英語では"oral stereotypy"と言われています。
地球の仲間

キリンの歯の配列(歯並び)~ウシ、ウマ、ヒトとの比較~

宮崎県立博物館で「丑」年にちなんで、ウシの特集が組まれていました。その中で宮崎大学獣医学部の協力でウシの骨格標本の展示がありました。キリンの骨格標本を先日観察したばかりですので、非常に興味をそそられました。
地球の仲間

キリンの骨格標本 ~ウマとヒトとの違いを考察~

宮崎大学農学部には附属農業博物館があり、農学部のいろいろな活動・研究内容が紹介されています。この博物館は1935年に、宮崎大学の前身、宮崎高等農林学校の開校10周年記念事業として、旧舩塚キャンパスに設置されました。宮崎大学の統合移転に伴い...
地球の仲間

動物園の目的・歴史・展示方法

宮崎市フェニックス自然動物園の年間パスポートを購入してから、ときどき訪れます。何度も同じ動物に会うと、この動物たちは何を考えているのだろうかと考えてしまいます。2020年の年末には、少し足をのばして大分のアフリカンサファリに行ってきました...
地球の仲間

キリンの「追尾行動」と「フレーメン反応」 ~繁殖のために~

先日、行きつけの動物園である宮崎市フェニックス自然動物園でマサイキリンの夫婦、トウマ(4歳、オス)とコユメ(8歳、メス)を観察していました。トウマが、コユメのお尻を追っている姿が目立っていましたが、その後コユメの尿を舐めました!
PAGE TOP