雨の日の宮崎市フェニックス自然動物園

動物観察日記

雨の日には、動物達は何をしているのか?と疑問に思っていました。2021年4月3日は朝から雨です。雨の日はヒトにとっては、外出したくない気分になりますが、意を決して動物園に向かいます!

人出はほとんどありません

予測はしておりましたが、お客さん(ヒト)はほとんどおりません。朝早かったこともあり、駐車場はガラガラです。

しかしながら、植物は雨の恵みを喜んでいるようでした。

お客さんは自分たちだけ・・?

タヌキは元気いっぱい!

まずは、タヌキを観察します。

雨の中元気いっぱいに遊んでいます。タヌキは、ホンドタヌキで生息地は日本です。雨は慣れっこです。

雨でも、晴れでも、元気です

キリンは雨宿り

キリンの観察に向かいます。父親のトウマは狭い屋根の下でエサを食べながら雨宿りです。母親のコユキは、屋根の水を舐めています。これは常同運動なのか、本当に水分を補給したいのか、両者なのか?

エサを食べるところは屋根があります

キリンの生息地は元来サバンナなので、雨はあまり好きではないのかもしれません。

しかしながら、娘のコナツは、ご飯中は屋根の下でしたが、食べ終わると雨の中を悠々と散歩していました。

雨は気にしていない様子でした(コナツ)

シマウマは、おやすみなさい・・・

シマウマはご飯と食べた後、雨の中でおやすみです。立ったまま、睡眠の様子がなんともいえず愛らしいです。

全てのシマウマは、一歩も動きません(睡眠中)

エサが頭に付着してかすかに緑になっているのが面白いです。

トラはウロウロ

トラは落ち着かないようにウロウロします。トラの生息地はサバンナではなく、森林なので、雨が降ると野生の血が騒ぐのかもしれません。

ウロウロすると貫禄があります!

カンガルーも雨宿り

フェニックス自然動物園のカンガルーはアンカンガルーで、乾燥地のオーストラリアに生息します。

そのなこともあり、雨は苦手で雨宿りなのでしょう。

屋根の下で雨宿りです

アジアゾウの みどり

みどりは、お家の中でそわそわしていました。

アジアゾウのみどり

タイ育ちのみどりは、雨といえば激しいスコールなのかもしれません。そうなると、雨宿りするしかないのかもしれません。

春とはいえ、本日の気温は18度とまだまだアフリカに比較すると寒いです。雨に濡れると体温が奪われて疲れてしまいます。そんなわけで、日本オリジナルのタヌキなどを除いては雨は苦手な様子でした。

雨の日の動物園はいつもとは異なる風景が広がっていました。私自身も濡れて体力が奪われましたが、貴重な体験をすることができました!

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